北の丸公園管理棟前

今年の金木犀はびっくりするほど花をつけました。
もうこんなに季節は移ったのだ・・・・・　センチメンタルになる香りの中　「君のひとみは　百万ボルト　地上に降りた最後の天使・・・・」　のんきに鼻歌が出ます。

風雪に耐えて

この旅行中景色だけでなく　建物の木目に目が奪われてきましたので　最後に風雪に磨かれた木材を集めてみました。

第３０番宝巌寺

９時４０分の船で　竹生島にある第３０番宝巌寺へ向かいました。
此処がまた　各段が高く幅の狭い急な石段が続きました。　石はこんなにもあるものなのでしょうか？　丁寧に積み上げられた石は　色も綺麗でした。
竹生島には人は皆通ってきて　住むことはなく２人の警備の人だけになるそうです。

その後　近江八幡へ回り近江牛を堪能しました。此処は１7年ほど前に撮影旅行で仲間と来ています。

竜王町の苗村大明神に足を延ばして国宝の西本殿と東社を見てから帰宅です。
空は夕闇が迫り雲が美しく光りだしていました。

琵琶湖の朝

今浜で宿泊したホテルは　8階のオーシャンビューでした。皇太子ご夫妻がいらしたようですが　れっきとしたビジネスホテルで　おそらく今までで一番気持ちの良いホテルでした。

 　　

メタセコイアの並木

ハルさんが行きたがっていたメタセコイアの並木を見に行きました。
朝早かったので　この景色が撮れました。9時40分の船に乗るため9時に並木の先端を戻り始めると・・・来た道には　駐車禁止の赤いコーンが両脇に並べられていました。「おばさんこれじゃあ　絵にならないね。早起きは三文の徳だね。」やれやれです。　わずか一時間で景色は変わっていました。　観光客もカメラマンも少なかったですが　洒落た外車も通りませんでした。残念！！

西国32番観音霊場 繖山 観音正寺

その電話は前日に来ました。「湖北に行くのおばさん来る？」「行く行く観音様２・３か所あるの」これで終わり。　慌てて御朱印帳を調べてみると　平成２１年5月１６日から始めた西国は１９ヶ所しか回っていません　１００観音まであと14観音残っています　老後の楽しみと思っていたのがとんでもない・・・お寺は山にあり山には無粋な石段があります。


翌２４日朝７時前に自宅を出て東名・　名神高速を乗り継いで五箇荘町の　”翳山　観音正寺”までたどり着きました。車であがれるところまで入ってあとは山道を１５分ほど登ると　山門横に石段が見えたので　ハルさんが８０８段ですかと聞くとそれは長命寺さんで此処は1千４百何段です。と言われギョっとしました。　ご本尊は伽羅の寄木作り。故事来歴を御坊様はあちらこちらと連れて行って話してくださいました。面白く不思議な話ばかりですが　長くなるので割愛します。
抱えるほどの伽羅の木の幹が本堂に置かれてあり手でさすりなさいと言われたので　撫でまわしまくり　伽羅の香りが手に移り夜までいい香りがしていました。「お姉ちゃんどれだけさすったの」ハルさんはあきれかえてますが　ほんとうに不思議でした。