学生時代私の夢は子供を負ってねんねこ半纏を着ることだった。 ご近所に若夫婦が越してきてその若いお母さんが幅広の黒ビロード襟元のうえに 白い木綿のレースが付いたねんねこ半纏を着て赤ちゃんをあやしていました。その姿が寂しそうでもありとても幸せそうにも見えました。後年その方から「舅に苦労していた時あなたのお母さんに良くしてもらって・・・」と声をかけられた覚えがあります。あんなに内弁慶だった母が・・・そうしてその家族はまた引っ越ししていきました。
オンブバッタ決して親子ではない。雌にしがみ付く雄 なんとなく髪結いの亭主 フランス流に言えばジゴロ的にも見えますが 単に体格の違いの蚤の夫婦なのでしょう。マリーゴールドの上に居ました。
20歳で従弟が生まれました。私と父がお風呂に連れて行きました。下の弟も負ったり手をひいたりしましたが負ぶい紐で背負った記憶はありません。 小児喘息になった従弟を義理の叔母は発作が起きると負ぶってねんねこ半纏を着て冬の夜醫院へ診察に走っていました。
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