2022年3月3日木曜日

雛さま

寒の戻りを繰り返しつつ 春は身近になるようです。相変わらず外出自粛が続いております。



昭和20年生まれです。21年の初節句に両親が求めてくれました私の雛様です。桐の赤い階段箱に並んでいました。桐箱はとうになくなり 故に緋毛氈がありません。赤い毛氈を買ってこようと思いますが・・・億劫です。結局風呂敷の上にお並びいただきました。76年前のままのこのお顔です。母がガーゼで優しくお顔をぬぐい仕舞ってくれましたので私もその様にしています。 一時虫が入り穴が出来 そこから木屑がこぼれ出ましたが 防虫剤を入れ密閉して何年か経った今は虫は抑えられているようです。
















三人官女  この三人が・・・他の人形のなかで不釣り合いな程ブス子です。






五人囃子  太鼓 大鼓 小鼓の3人は赤い着物  笛・謡の2人は紫です。







仕丁三人







随身は格が高い警護の武官です。右大臣左大臣は俗称ですが 鮮やかな赤い着物に紫の袴を履いた美男子です。 


















衣装・被り物・持ち物等がそれぞれ微妙に違って身分差があって・・・良くつくられていると思います。      木目込み人形の豆雛です。主より長生きしてほしいです。100歳まで頑張ろう・・・・ね。

























 

2 件のコメント:

  1. こんばんは
    お人形、拝見させていただきました。
    いやー、驚きました。
    何と風格のあるひな人形なんでしょう。
    我が家も木目込み人形ですが、最近は飾りません。
    目の保養をさせていただきました。

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  2. トナミ様 

    おはようございます。
    大変嬉しいコメントありがとうございます。
    雅叙園・須坂・稲取・真壁・鴻巣その他各地の雛飾りを見て回りましたが 豪華な雛段飾りに深い親の愛情を感じました。
    両親が浅草橋の問屋街で買てきそうです。ずいぶん捜したようで両親の若夫婦姿が思われました。
    身びいきですが この雛様が一番上品だ思っています。
     

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