2022年9月7日水曜日

平櫛田中作 「鏡獅子」

朝から昨日の続きの探し物をしていて・・・・クーラーつけ忘れ汗だくになりました。 面倒でも出かけましょう。 千代田区の敬老会が国立劇場であります。 今までは一度も行ったことがありません。「お土産のお菓子貰って帰ってくればいいのよ」知り合いに教えられて・・・お菓子欲しさに出かけました。 国立劇場 大劇場の正面には「鏡獅子」がある。あの像を撮りに行こう。


千代田区では敬老会のために 国立劇場で2日間午前・午後の2回演歌が公演されて お土産として 鶴屋八幡の和菓子の詰め合わせが配られました。 町名ごとに席が用意されて会場は大賑わい。 偶然知り合いの方の横に座りましたが 人出の多さに怖くなって帰ってきました。





平櫛田中作 「鏡獅子」 高さ2メートルの大きな像でした。 
六代目尾上菊五郎を裸にして裸体から作り上げたと言われています。途中中断が何度かあり22年間かかったそうです。 その間に六代目は亡くなりましたが歌舞伎の技は残りました。























大分前 小平の平櫛田中彫刻美術館へ暑いさなかに行っています。 その前に足立美術館で平櫛田中の作品を見て確かに強く惹かれて 旅行から帰って調べ一人で知らない街の美術館を訪ねました。 平櫛田中の日本家屋旧宅の静かな涼しさの中で 玄関先に置かれた巨大な木材・・・100歳を超えて未だ作品のために木材を確保していたことに驚いって帰ってきました。無彩色の木彫は木肌の枯れた良さがありますが この像の色彩は今生まれたようでした。大きなガラスケ-スの中に立っていましたが その白塗りの顔・ 隈取りと獅子の毛並みの流れいくら見ていてもその見事さに引き込まれます。そして・・・あまざらしの木材はどうしただろうと思わずにはいられませんでした。



















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