とうとう10月23日をこえました。今日からは12年目の一歩心新たにカメラを持ちましょう。小雨が降っています。台所を片付けて一休み 遠くからサイレンの音がします。静かな小雨を引き裂くような音です。最初の自宅も並びに消防署がありサイレンの音が響きましたが 此処は警察署と消防署が並んであり・・・・サイレンの音や警察のマイクの音に吃驚します。
本丸から大手門へ抜ける坂道の石積です。 大番所・百人番所・同心番所へと勾配のある坂がくねっています。 以前はこの坂の途中のマンサクの木が好きでしたが…この日見る影もない姿でかなしかったです。
こうして石積が残っているのは 無理が無く自然で調和が保たれているから 美しいのでしょう。
石積と言えば”穴太衆”・・・・戦国時代に名をはせた石積み職人集団です。 彼らは自然にある石を加工せずそのまま積み上げるそうです。其の技法を「野面積」と呼びます。捜しましたが皇居東御苑には野面積の石積は無いようです。でもこれらの石を切りだし 運び 積み上げる労力は大変なものだったでしょう。 現代人より粗食な日本人が・・・力持ちだったのでしょうか??? ピラミッドしかり ストーンヘンジしかり またモアイ・万里の長城も 昔の人は巨石と対峙しその叡智と人数とで乗り切ったに違ありません。