高ボッチ

今日はお茶の水駅近くの病院へ　腹部CT検査に行きました。　以前大腸カメラ検査で3度ほど来ていますが・・・気持ちの滅入る待合室です。予約時間になると質問をされ　説明を受け 機械が動き出しました。途中で医師の判断で造影剤撮影に切り替わり　造影剤なるものが血管に入れられました。体中が熱くなり吃驚しましたが副作用も出ずに終わりました・・・・疲れた！！　昨日と言い今日と２日連続の疲れでした。

昨日朝7時前に自宅出発　中央高速で一路塩尻に向かいます。　快晴ではありません。雲が空を包んでいました。　雲でも嬉しい。

高ボッチ駐車場から歩きます。　すすきの原の先に頂上があり眼下に諏訪湖が見渡されます。

途中にある休憩所　以前と変わりありませんでした。

諏訪湖　　遠くに富士山が見えます。薄い雲が空に拡がり　山並が幾重にも色を変えて見えます。こんな山並も初めてみます。墨絵のように静かで声を上げたくなるような気持にはならず　只々重なる山をなぞりました。

19歳の夏　「高ボッチ」は私の初恋にも似た言葉でした。あれから55年仕舞っておいた言葉に懐かしさはありますが　青春のときめきは在りません。「私達みたいに若い時山に登っていた　高齢者が・・・昔を懐かしんでくるには最適な所よ」ハルさん夫婦もそれぞれ思い出の山を見ているようです。　針の木・蓮華・爺が岳・鹿島・五竜・唐松・白馬　　燕岳から大天井・常念・蝶が岳　その奥に槍・大キレット・奥穂・前穂　西穂そして乗鞍に連なっていく山並み。あの小石のケルンが崩れないように穏やかな山であってほしいです。