2021年2月24日水曜日

美しき彫り物

 国宝妻沼聖天山本堂はそれは緻密な細工を施された建築物でした。 日光東照宮・久能山東照宮もお参りしておりますが その美しさは圧巻でした。ボランテイアを終えたガイドが近寄ってきて次は2時からあるので参加するように勧めてきました。 一つ不思議に思っていたので何故サルがこんなに配置されているのかを訪ねてみましたら。「猿は聖天様を支えている人民です。」とのことでした。 それぞれの場面が中国からの故事来歴があり興味深いのですが何といっても色彩の鮮やかさ美しさが見事でした。


此処の2色の弁柄色はすこし黒ずんでいるように見えましたがそれが落ち着きを深めているように思います。























































福の神様たちは勝負を決める碁ではなく次元の違う「持碁一」を打って楽しんでいったのでしょう。 其の盤面を正しく描いているそうです。

本殿の保存修理工事は平成15年~平成23年に総工費13億5千万円かけて行われ平成24年に国宝指定となったそうですが。 此処までにするのに日本文化を愛した一人のイギリス人の尽力があったと聞きました。









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