2022年2月28日月曜日

ビー玉

先日 左目緑内障 右目眼底出血の痕とありと診察されました。 青天の霹靂です。 知り合いの眼科医に子供の頃から目を洗ってもらいましたが 亡くなて・・・・K医師曰く「眼底を見ると全身の血管状態が解る」と教えられたことを思いだします。(やばい・・・血管ボロボロかも) 今日は瞳孔を開いての検査をしました。帰宅の際ゼブラゾーンはピカピカ光り 焦点は合わずPCも見えません。 トボトボと日陰を歩きました。 親友はもう10年も眼薬を使っているとのことですが 初めて彼女が緑内障だ聞いた時は 驚きより心配でした。 白内障より怖いと信じて居たからです。 薬局で点眼薬を頂いた時色々訊ねてみると 点眼薬を忘れず注意してくださいと教えられました。加えてドライアイですが少しは病の姿が見えてきました。 「彼を知り己を知れば百戦あやうからず」古い兵書の一部です。

ビー玉七変化の一つです。
















































2022年2月27日日曜日

350円の小石

風が強そうです。金曜・土曜と外出しましたので読みかけの本を読むことにしましたが 初めこそ面白かったのに 次第に難しくなり 持て余し気味です。父が「街道をゆく」「司馬遼太郎全集」を読んでいたと思いだして・・・・司馬遼太郎を買ったのに難しい!! 父はソルジェニーツィンの「収容所列島」「イワン・デニーソヴイチの一日」なんかも持っていた。果たして父が読んだのかは定かではない。カフカにも興奮して父は何時までも小説に心を残していたな~~~と感じる。父は遥か南の離島から小学校の先生になりたくて上京した人だ。 小さな石を手にしていると綾なす光と色に父を思い出します。


先日あしがくぼ農協で買ってきました1個350円の石です。「ハルさん此の石も買って」困ったおばあだと思っても ハルさんは何も言わず買ってくれました。この石だけ紙を重ねたような層が圧縮されて 角度で不思議な光の層が出ます。掌に入れて握っているとツルツルと気持ちが落ち着きます。






































































2022年2月26日土曜日

狐のマフラー

食料調達と散歩を兼ねて四谷までトコトコ出かけてみました。右の腰が重いのでカメラは持たず スマートフォンを持ちました。暖かくなるとの天気予報で 陽射は少し春めいた様に感じ手袋もしないで済みました。


行きには住友不動産ビルは窓拭きのため豊受稲荷神社には養生シートがかけられていました。 帰りは・・・・お使い狐がこの姿でした。(先ほどの作業員が忘れたのあな~~~)と思いましたがそれならこんなストールの巻き方はしないでしょう。 













気の毒にこちらは ながい首が寒そうでした。

 
ミンクやら狐やらの毛皮のコートが流行った頃です。 狐の顔を首に巻いていた人が多かった頃 母は友人の裁縫師から問屋で見事な銀狐のマフラーを買ってくれました。ふわっと分厚く肌に密着しなくても首が暖かくなります。 20代のころですが未だそのマフラーは持っています。四谷でバスの時刻表を見ていた時 痩せてしまった銀狐を首にしていた方を見かけました まだあのマフラーを・・・・流行ったよな~~~と内心思っておりましたので ここの狐のマフラーに驚いてスマホを出すことになりました。










2022年2月25日金曜日

トックリランの落葉

 私達のヨガ教室(まんげ会)も 戦士ポーズの1.2 等新しいポーズが多くなりました。「両足で立っているのに・・足を広げて立つと何でゆらゆら揺れるんでしょう」先生曰く「出来ると思うのが おこがましい」ワハハハ皆大笑い。「私も揺れる」「私も」「おこがましいのか」生徒は全員先生に憬れの眼差しを向け 先生は「おこがましい」と生徒を一蹴しても 皆一生懸命身体をコントロールしようとして・・・ワハハハ大笑い出来るなんて幸せです。以前持っていた”いじけ心”がとけていくようです。 未だ正座で太陽礼拝をしています。


 先日植物の世話をしたとき トックリランの下葉を取り去りました。以前それを結んで・・・・綺麗だと思いましたので これもドライフラワーと高い所に吊るしておいたものです。何年も経つとすっかり緑が消えて繊維だけの色になります。


































































2022年2月24日木曜日

山道をクルクル

氷柱の谷から 山を下ってくると・・・山道の終わりの一角に同じ年輪の角材が積まれていました。木材を乾燥しているんだと分かります。氷柱を作る為この角材が谷に埋まっているのかもと想像ができます。意識して作られた面ではありません実用的な美です。今見ても美しいと思います。






駐車場に戻る際ヤマガラ・エナガ・シジュウカラ・カワラヒワ・ジョウビタキ・コゲラ等々身近な野鳥が鳴き交わし青空の枝先に移動していました







次に越生梅林へ行ってみました。入園料も高かったです それでも梅が咲いていればともかく 枝だけ見ても仕方ありません。 そこで「上谷の大楠を見に行こう おばさん大きな楠よ」ハルさんの一言で決まりです。














上谷の大楠  樹齢1000年以上 幹周り15m 高さ30m 関東一の巨木です。テラスが作られクスノキの幹を抱えられるようになっていますが 枝が折れて落ちたので今は立ち入れないようです。「傍に行くと大きいのが解るのに」ハルさんは私にテラスを歩かせたかったようです。 景色も木々も同じであるわけはありません。 青梅の梅林は病気で梅が全木伐採されたし・・・・20代に歩いた尾瀬沼も行くたび破壊が見られ変化し池塘が土化して矢張り寂しいのと同じです。






「此処に立ってば・・・大きさがわかるわよ お父さんあの楠入れてよ」  ハルさん夫婦には色々な所に案内されました。 20代から二人で山を歩いて、アルプススーパー林道なんて工事中で 今でもあの頃両親が良く 二人だけの山行を許したと不思議です。








巨大なクレーンです。「高速道路作るにはこのクレーン確保するのが大変だって 2台必要だから順番待ちらしいよ」そう言われて見ると・・・大きなこと!!

















2022年2月23日水曜日

冷たい輝き

午前中 弟が会社の申告書類へのサインと私の確定申告の書類のために来ました。「この書類がないんだよ」「ほら毎年1月に来年のが来るから無くさないようにって 去年の袋に入れたじゃあない」「そうだよな~~」いままでの申告書類入れを確認すると・・・矢張りきちんとホールダーに仕舞ってありました。疲れます。毎年やっていることなのに「皆同じだよ いいじゃないか 揃ったんだから これは来年の申告に必要なんだよ」「ここに入れた此処に!!」「覚えておけよ」「あんたがね」後期高齢者は確定申告免除になればいいに・・・・・


ハルさん夫婦は健脚です私はカメラ撮りながらですから二人の後を追うようになります。坂の角でハルさんが動かないでいます・・・でも私はマイペースです。こんな風景に恵まれて2度目は・・・・無い。











「おばさん見てよ 海葡萄みたいよ 此処よ此処」見ると透明なビーズを重ねたようです。ハルさんに教えられなかったら見過ごしたかも。 何故? どうして?こんなに海葡萄になるんだろうか。 
































矢張り見頃があると思います。 寒さが続き 早すぎず遅すぎず・・・この日は素晴らしいタイミングでした。 氷柱は 穴の開いた細いホースから噴射する沢の水が凍って出来るようです。 至る所に核となるものが配置されてあのキノコやツララが成長してくのか~~~~ 寒いに違いないし 風と温度の協力も必要なはず。

















2022年2月22日火曜日

あしがくぼの氷柱

昨日母のお寺参りを済ませて・・・横瀬町あしがくぼの氷柱を見に行きました。 ハルさん夫婦は1月に凍った滝を見に行ったそうですが迫力はイマイチだったそうで今回を期待していました。


大変見事な氷柱でした。 陽射しある所は暖かく谷は冷たい強風が走ります。



















ドイツのお菓子でこんな形があったよな~~
























入場料は取られますが 夜のライトアップもあるためライトが続き 足元にはウッドチップがひかれなだらかに整備されており歩きやすく安全でした。西武秩父線のガード下をくぐると氷柱が見え始めます入り口から徒歩10分程です。登るにつれ谷の氷柱は大きく育って驚く光景でした。一番高いところまで登ると広場があり・・・・無料で一杯の紅茶か甘酒を振るまってくれたのも嬉しかったです。 何もない所に寒さを利用して谷の水をひいて氷柱を作り 入場料昼300円にしないで400円にして。頂上広場で無料の暖かい飲み物をふるまうなんて此処の住人はなかなか知恵者だと感じました。













 

2022年2月21日月曜日

梅の寺

 今日は母の命日です。 ハルさん夫婦が送り迎えしてくれました。 お寺さんに幼稚園が有ります。ご住職が門で園児一人一人を迎え入れていました。朝早く両親の墓と母の実家の墓をお参りしました。 ああ母さんはこんなに梅の咲く時期に亡くなったんだと思いましたが涙一つ流れませんでした。 良いんですよね お母さんはお父さんのところに行かれたんですから あの濃紫の着物を着て・・・・ 仲良く俳句を作ってください。


小さな木でしたが 沢山の蕾で色にまとったようにほんのりと染まっていました。



























































2022年2月20日日曜日

ヒイラギナンテン

 二十代初めから花道教室へ通いました。 花屋さんの2階でお稽古しました。勤めておりません私は早くら先生と相対で稽古をつけていただきました。その家元が好きな花材がヒイラギナンテンでした。高島屋の古流展で生けたヒイラギナンテンが高松宮妃の目に止まりお言葉をかけられたと嬉しそうでした。その頃家元をサポートする側近の方々は大変ですあんなに痛そうな葉の木と格闘するのですから。花道は体力です。この木を見るたび「私の花は泥臭いのよ」「綺麗な色が花ではない 色の無い所に色を見なさい」家元のハサミを思い出します。


皇居乾門の前 北の丸公園に入る道に管理棟の柵に沿ってこの木が生えています。






























この道に何時もパトカーが一台乾門に向いて止まっています。 何年もそのパトカーのためにこの木に近寄れませんでした。毎朝監視されている気分でした。 今は「あの婆さんまだ歩いてる」と驚いていると思います。