2021年6月21日月曜日

育った町

先日リハビリが終わったのは11時でした。 美土代町から神田駅へ出て三越まで歩くつもりで 16~50ミリの軽い広角レンズを待っていきました。 育ったのは神田錦町です。子供の頃はお店屋さんが沢山ありました。お豆腐屋さんへお鍋を持って買いに行きましたし。 魚屋 八百屋 酒屋の三軒が四つ角に在りました。角の酒屋さんでお味噌も経木にのせて量り売り 秤にのせて目方を見て しゃもじをポンと投げると元の味噌樽に刺さり吃驚したものです。”じいさん婆さん”と”トンネル堂”の駄菓子屋が2軒並んでました。 その道に五十稲荷の縁日がたって アセチレンランプの光の下 楽しかったな~~~


五十稲荷神社 古びた廃屋の様でしたが 建て直されたのでしょう昔の面影はありません。





















この角は何屋だったか?? 印刷工場だったような?? 思い出せません。いまはスパゲティー店 向こうのたばこ屋は昔から卵の卸業者でお惣菜などを売っていました。此処に縁日がたったのです。






近所にもう一つお稲荷さんがありました。 よく町会で無尽の集まりをしたり 句会会場になったりしていました。その一帯は大規模開発がされましたが お稲荷さんは一角に収納されていました。








       そんな時代もあったねと  いつか話せる日がくるわ
       あんな時代もあったねと  きっと笑って話せるわ

             まわるまわるよ時代はまわる


お稲荷様もあまりの変貌ぶりに戸惑っておいででしょう。 でもこれがあるだけで紙芝居見た夕ぐれが思い出されます。














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