2020年12月19日土曜日

童話

 窓の向こうの空は風もあるのに見栄えのしない白い雲やグレーの雲が留まっているようです。窓を開けると足先が冷たくなってきます。先日絵本の読み聞かせの練習で声を出して絵本を読んでいましたら喉が痛くなり気管支もおかしいです。 ああ声も小さくなるんだと自覚しましたが 喉が痛いなんて不安です。「したきりすずめ」 なんですが驚く内容と展開に唖然としました。 私の記憶の中には雀の舌を切ったのは隣の意地悪ばあさんでしたが。良いじ様と意地悪ば様は夫婦だったんです。 そこに馬洗い汁だの牛洗い汁が出てきます。文を書いた松谷みよ子さんの長いあとがきを読んで目から鱗でした。 グリム童話もやはり残酷なシーンが多くありますが宗教的な深い意味があったり 何度も書き換えられてきたのかもしれません。グリム童話の残酷と思われるどの場面でも血は一滴も流していないと解説していますが そこは舌切り雀も同じです。(舌をチョンと切った)としか書かれていません。 私が感動する本は昭和に出版された絵本だと気付きました。そうなんです。神保町に行くたびに買ってくるオール200円の古本です。































































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