2023年7月5日水曜日

日本刺繍


母が女学校で作った日本刺繍です。何枚もあたそうですが 戦後お米に変わってしまったそうです。 神田の会社に額に入れた立雛と花瓶に溢れる薔薇の花(ドイツの毛糸で全面刺されていて母が一番大事にしていたものです。)が飾ってあります。 二十歳前にこれを作り上げていますから100年近く経っているでしょうか。糸の色は褪せては居ません。 女学校の作品ですから母は口をとんがらがして刺したのでしょう。母はよく糸をくわえて撚りをかけてけ2本の糸を1本にしてピンピンとはじいて 太くした糸で穴かがりの仕方を教えてくれました。あの糸をはじく音が耳に残っています。



葉鶏頭・すすき・赤トンボ
 

















































































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