トカゲ？？又はカナヘビ

鯉のぼりを見ることもなく 柏餅を頂くことも無く端午の節句が終わってしまった。二十歳ごろ大菩薩峠に登った。　何処から登ったのか覚えがないが　山間の村でぼんやり霧が立ち込めた中を多くの立派な鯉のぼりを見ながら歩いた覚えがあります。

代官町通りの土手に上がる所に僅かな石垣があります。そこで10年前石垣から様子を伺っていた蛇の顔を撮ったことがあります。10年間其処の前で必ず石垣の穴を覗きます。そして昨日同じ穴でこのトカゲ？？に遭いました。　私は背伸びしないと見えない高さです。カメラを近づけても逃げません頑張ってピントだけ合わせました。私を確かに見ています。目の真横にある赤いのは耳のように思いましたが不思議です。　静かにカチャカチャシャーター音を聞いては　私を見ます。「怖くないよ」しばらくすると穴の中に消えました。

帰り路　僅かな期待をしていました。不思議にまたトカゲは穴から顔を出していました。「気をつけなよその穴に蛇が居たからね。」分かったとばかりに向きを変えて穴の中に入っていきました。其時・・・ああトカゲは日差しに誘われて日向ぼっこしていたんだろうな　余計なことをしたと思いましたが　あまり顔を出して狙われないようにするんだよと言わずにいられませんでした。うまい具合に保護色です　また会えるといいね。

これが2011年6月24日に同じ石垣の同じ穴で撮った蛇の一枚です。懐かしい！！