和田宿

和田峠を走り　中山道の和田宿本陣を見に行きました。 中山道は五街道の一つで日本橋と京都三条大橋を内陸経由で結ぶ街道です。霧ヶ峰から降りてきたあの山道を皇女和宮のおよそ3万人の行列が24泊25日で江戸に着いたとのこと。一行が和田宿を通過するのに4日かかったとのことです。

裸木の白樺の梢の美しかったこと。

和田宿本陣のこの家は役場庁舎として使用されていたので現存しているそうです。　本陣の向かって右側にあった上段の屋敷に皇女和宮が宿泊されたそうです。

上便所は畳の間　下便所は板の間でした。　20歳の夏九州一周旅行を一緒にしたH子のクラスメートの姫路の家に泊めていただきました時・・・・・四畳半ほどの同じトイレ付きの離れに宿泊して驚いたことが在ります。階段状になった敷地に離れが点在して庭には流れがあって蛍が飛んでいたのを覚えています。母親は食後ヴァイオリンを弾き　昼間は農作業をしている豪農でした。57年前のあのトイレを鮮明に思い出します。