2022年1月13日木曜日

寒の池

七草を忘れ 鏡開きも終わり 早くも小正月です。 父が事務所のお供え餅を下ろす時お餅の裏に生えた色鮮やかな青カビを今も忘れません。 両親から教わったことを守っていきたかったのに。若い人の生活の変わりように思い出だけが残ります。


靖国神社本殿裏に神池庭園があります。昨年池さらいをしているところを見ました。綺麗な寒の水の中を大きな錦鯉が泳いでいます。風が強く吹いても水面は波立ち木の影も乱れます。水と風と鯉たちが微妙に息を合わせてくれないとシャーターは切れません。




































この日保育園の園児が遊びに来ていました。「順番だからね 未だよ」池に架かる橋や飛び石を2人づつ大きな体の保父さんが順番に連れて行っていました。鯉を撮りながら其の様子を見ていました。最後に男の子が一人僅かな石の間の水を越えられないで立ち止まっていました。両の手を差し伸べてしまえばそれで渡れますが・・・・保父さんは長い事待っていました。幼児はやっと渡って保父さんの横をすり抜けるとヨタヨタ走ってきました。 「根気よく待つんですね。」思わず声をかけましたら・・・・笑った顔が女性でした。他には小柄な保母さんばかりだから保父さんがと思っていたのに・・・・笑顔の優しい体も心も大きな横綱級の保母さんでした。
























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